トランプ大統領、新ホワイトハウス首席補佐官に仮想通貨ビットコイン擁護派を任命

トランプ大統領の首席補佐官はなんと仮想通貨擁護派!!

仮想通貨やブロックチェーン擁護派で知られている、共和党のミック・マルバニー議員が米大統領首席補佐官の代行に就任する事をトランプ大統領がTwitterで明らかにした。

大統領首席補佐官とは、ホワイトハウスで米大統領を直接補佐する役割を担い、大統領以外ではホワイトハウス運営を統括する閣僚級のポスト。

大統領首席補佐官の任命に当たっては大統領権限でしか与える事が出来ない。尚、議会承認の必要ない。

2019年からこの職に就任するマルバニー氏は共和党の所属で、過去には米議会で仮想通貨やブロックチェーンに関する議員連盟を主催したことでも知られている。

また現在、首席補佐官を務めているジョン・ケリー将軍は海兵隊出身。トランプ政権内では調整役としての声望も高かったが、辞任に伴い後継者探しが難航していたところだった。マルバニー議員が任命された理由の一つとして、大統領への忠誠心に加え、議会の事情に精通している事も理由の一つのようだ。

マルバニー議員と仮想通貨

マルバニー議員が今回の職に抜擢された理由に、同議員の仮想通貨やブロックチェーンに対する前向きな姿勢があると言われている。

マルバニー議員は弁護士出身。アメリカ南部サウスカロライナ州を基盤として2010年に連邦下院議員に当選。

それ以来、共和党議員として国政に常に関与し続けている。

政治的な部分では共和党内でも特に「小さな政府」を強調する保守強硬派に属しており、いわゆるティーパーティ運動(草の根保守運動)の波に乗って国政に進出した。

他にも2016年には 超党派の議員連盟であるブロックチェーン議員連盟(Blockchain Caucus)を立ち上げている。

この議員連盟はブロックチェーン技術に関する研究や、啓蒙活動を目的としていて、政府機関に個人情報保護、医療といった分野でのブロックチェーン技術の適用の可能性を模索していく民主・共和両党から議員をメンバーとして含む超党派の議員連盟で、共和党のマルバニー議員は民主党のJared Polis議員と共同で立ち上げに携わった。

尚、同議員はビットコインは、政府にコントロールされていない通貨と称している。

仮想通貨やブロックチェーン技術の理解が深い同議員が国政の中枢、ホワイトハウスの閣僚級の地位につくことが仮想通貨に与える影響が高まると注目を浴びている。

又、9月には米証券取引委員会の新たなコミッショナーとしてトランプ大統領はElad Roisman氏を任命しており、同氏も仮想通貨に対して前向きな姿勢を示している人物である。

アメリカ政府とブロックチェーン

最近ではオハイオ州のWarren Davidson共和党議員がトランプ大統領の主要政策の一つである隣国メキシコとの国境間に壁を建設する為に、ブロックチェーンや仮想通貨ウォールコインを利用する案もNPRとのインタビュー内で示唆している。

政権のトップは以前にもブロックチェーン技術に対してポジティブ考えを示しており、その中には行政管理予算局のCIOを務めるMargie Graves氏や、ホワイトハウスの戦略イニシアティブ局長のChris Lidell氏、マイク・ペンス副大統領のチーフエコノミストであるマーク・カラブリア氏など、そうそうたる面々がいる。