(PayPay)次回のキャンペーンはいつ?第2弾の開始時期を予想

大盛り上がりを見せた12月のPayPay「100億円あげちゃうキャンペーン」

19年3月末まで予定していた開催期間を大幅に前倒しして、たった10日間で終わってしまいました。

ただ、キャンペーン終了のプレスリリースには「今後も新たなキャンペーンの実施を予定しております」の一文が。

次回のキャンペーンがいつになるか、第2弾の時期、今後のキャンペーン開催の見込みを予想してみます。

「100億円キャンペーン」の成果

簡単に100億円キャンペーンの成果を振り返ってみます。

最大の成果は圧倒的な認知度

今回のキャンペーンでペイペイが得た最大の成果は圧倒的な認知度です

すでにスマホ決済には『LINE Pay』『ORIGAMI Pay』『楽天Pay』『d払い』『amazon pay』などが先行していました。

ですが、今回の100億円でペイペイはそれら全てを圧倒する強烈なインパクトを残しました。ペイペイ利用者は190万人、11月の13倍になったと報道されています。

メディアやSNSで連日取り上げられ、今回はペイペイを使わなかった大多数の人も名前だけは知っているという状態になっています。

それは今ソフトバンクの営業部隊が攻勢をかけている、まだペイペイにまだ加盟していない店舗も同じです。
ペイペイ営業部隊は、店舗側がペイペイに対して大きな期待感を持っている状態で営業をスタートできるわけです。

本当は延長するはずだった?

ペイペイ公式サイトにはキャンペーン開始時点から「付与金額を追加する可能性があります。」とハッキリ明記がありました。

当サイトはその一文があることで、100億円キャンペーンは延長、もしくは早期の第2弾実施を予想していました。

ペイペイ社の中山社長はわずか10日間で終了したことについて「全然想定していなかった。本当に驚いている」と終了翌日に行われたITmedia Mobileのインタビューで応えています。

ですが、このコメントを真に受けるわけにはいきません。

100億円の予算では19年3月まで持つわけがないということを、ソフトバンクグループが想定していなかったとは到底思えないからです。

12月4日からキャンペーンをスタートし、15日ごろに追加予算を投入。

さらに爆発的な盛り上がりを見せた状態で12月19日のソフトバンクの株式上場を迎えるというのが本来のシナリオだったのではないでしょうか。

残念ながら今のところ予想は外れています。

しかしそれは、様々な想定外の要因があったためで、本来は延長する予定だったところをやむなくいったん休止に方針転換したのではないかと推測します。

12月6日の通信障害とファーウェイの件が不確定要素となった

4日のキャンペーン開始以降にソフトバンクグループにとっては2つの大きな事件がありました。

ひとつは12月6日の通信障害、もうひとつは国内大手キャリアのファーウェイ排除方針が固まったことです。

どちらもソフトバンクにとっては極めて重大な懸案事項です。

通信障害の件では、多くの個人投資家がソフトバンクの株を買うのをやめる流れが出来てしまいました。

ファーウェイの排除の件では、来年の5Gだけでなく現行の4G通信施設においてもソフトバンクは少なくない影響を受けることになります。

この2つの出来事から受けたダメージは大きく、ペイペイ100億円キャンペーンに追加予算を投下したところで、思い描いていた盛り上がりは期待できないとの判断があったのではと考えます。

システム障害の多発と現場の混乱を解消するために休止に切り替えたのでは

また、キャンペーン実施中の10日間、ペイペイのシステムにトラブルが多発したことも見逃せません。
また、大手家電量販店ではレジでの決済処理に混乱もありました。

せっかくPayPayで大きな還元を行っていても、この状態が続くとユーザー側のイメージを損ねる可能性がどんどん高くなります。

システム強化や店舗側からのフィードバックを受ける期間に充てることができると思えば、いったんキャンペーンを休止することも戦略的には正しい判断かもしれません。

裏でやっているのは加盟店の拡大!

そして、同時並行で進んでいるのは加盟店の拡大です。

ペイペイにとっての本来の顧客は、ユーザーではなく、加盟店舗です。
加盟店舗が増えないことには将来の収益化は見込めません。

そして「特定のお店でしか使えないのが不便だから、ポイントカードの類には興味がない」と考える消費者は多くいます。
キャッシュレス決済分野でトップを取るには、加盟店舗を圧倒的に増やし「どこででも使える」ようにすることが最重要です。

今回キャンペーンで還元される100億円は、19年1月10日にユーザーに付与されます。

その100億円は、PayPay加盟店でしか使うことが出来ません。

「100億円は必ず加盟店舗に落ちてきますよ!」を殺し文句に営業部隊が、まだ未加盟の店舗に対して攻勢をかけているはずです。

個人経営のお店にはクレジットカードが使えないところがたくさんありますが、それは3%~7%もかかる手数料の高さがネックになっているからです。

ペイペイはユーザーだけでなく、店側の手数料も3年間ゼロとしています。

これは店側にとって非常に大きなメリットです。
さらにクレジットカードと違い、専用の決済端末なども必要ないので初期費用もほぼ掛かりません。

ペイペイの今回の爆発に対し、実はクレジットカード業界が強い危機感を感じている状況です。

次回キャンペーンの開催予定時期は?

それでは当サイトが考える次回キャンペーンの予定時期に移ります。

当サイトでは、これから少なくとも2年間、断続的に何度もキャンペーンが開催されると予想します。

①18年クリスマス商戦【19日の株式上場対策】

ソフトバンクグループが12月19日の株式上場を重く見る場合は、早々にキャンペーンが再開されるかもしれません。
18日にスタート、22日からの3連休でクリスマス需要を狙うというパターンです。

上場直後の値動きは今後のソフトバンクグループに大きな影響を与えます。
ペイペイキャンペーンの第2弾実施は一定効果的かもしれません。
また、今回キャンペーンに乗り遅れた層を取り込むには少しでも早い方がいいでしょう。

ただし、18日再開とすると今回キャンペーン終了からわずか5日しかありません。
新たな加盟店の獲得や今回キャンペーンで得た経験をフィードバックするにはあまりにも時間が短すぎるかもしれません。

②年末年始【新規ユーザーの拡大】

正月休み中の消費者にはビッグインパクトを与えられます。
今回キャンペーンは土日が2日しかなかったことを考えると、さらに猛烈なスピードで予算が消化され、新規の利用者も大きく広がるはずです。

ただ、この場合もフィードバックと新規加盟店の獲得をするには、期間が短いです。
ソフトバンクグループが新規ユーザーの獲得と、どちらを重要視するかです。

例えばユニクロなど、大きな企業を巻き込めた場合には効果的かもしれません。

③19年1月10日前後【新規加盟店の拡大対策】

100億円キャンペーンの還元分がユーザーに付与される19年1月10日前後も可能性があります。

年末年始の商戦が終わった後になるのでやや盛り上がりに欠けるかもしれませんが、既存のユーザーにポイントを使わせて、ペイペイでの支払いを定着させるには絶好のタイミングです。

12月のキャンペーン後に新しく加盟した店舗に対しては「PayPayに加盟してよかった」と印象付けられます。個人経営の飲食店は、お店同士の結びつきや仲間意識が非常に強いです。お店同士の口コミ効果で加盟店舗の獲得がしやすくなるかもしれません。

④19年2月 【Yahoo!ショッピングでペイペイ利用開始】

19年2月にはYahoo!ショッピングとヤフオク!でペイペイの利用ができるようになります。

つまり、Yahoo!ショッピングに出店しているすべてのお店でペイペイが使えるようになるわけです。

しかもオンラインで使えるわけですから、ペイペイの利便性が一気に高まります。

何らかのキャンペーンが間違いなく開催されるはずです。

今やYahoo!ショッピングはAmazon、楽天に続く第3のオンラインショッピングサービスとなりました。
2018年6月のAmazonと楽天の利用者はそれぞれ4,000万人、対してYahoo!ショッピングの利用者は2,600万人という調査結果がでています(18年8月ニールセンデジタル調査)

さらにYahoo!ショッピングで付与されるポイントも期間固定Tポイントから、PayPayに切り替わることが決定しています