【転職活動中の人必見!!】面接と履歴書で落とされる絶対書いてはいけない共通点

最近の人材マーケットは売り手市場が続いており、企業は採用にとても苦労しています。それでも、企業側としては誰でもよいわけではなく、その会社・職種が求める人材しか採用しないのが基本です。

企業の人事担当者に話を聞いても、せっかく応募があっても多くの履歴書は不採用の箱に行ってしまうと言います。その主な理由は、人事部が期待していることが書かれていない、というシンプルなものです。

不採用となる履歴書には、大きく分けて2つのパターンがあるようです。

ひとつは、複数の企業に同じ内容の履歴書を送っているのが一目瞭然のものです。

たとえば、志望動機の欄に「御社のビジネスに将来性を感じたので」とか「御社の顧客を第一に考える姿勢に共感したから」というように、具体性のないことが書かれていると、同様のものを大量に生産して、一斉にばらまいているという印象を受けてしまいます。募集事項をよく読んで、自分なりに調べて考えた結果が見えないような履歴書は、不採用の箱に行ってしまいます。

もうひとつは、自分の都合しか考えていないのではないか、と思われるものです。

「マーケティングの仕事がしたい」「今の会社では、自分の能力を活かし切れない」「キャリアアップしたい」といった理由だけしか書かれていないものが少なくないといいます。

「私は優しくて家庭的で、子供好きな方が好きです。あなたは私の理想通りの方です。私はあなたとの運命を感じる。付き合ってください!」

さっき食事会で会ったばかりの異性から、スマホにこんなメッセージが来たら、どんな気持ちがするでしょう? 仮に好意を持っていたとしても、おそらくぞっとするのではないかと思います。

履歴書を書く際に、これと同じことをしている人はたくさんいます。私も「御社の○○という事業には大きな可能性があります。私は必ずお役に立てると思います。御社とは運命を感じます」というようなプレゼンテーションを何度も受けたことがあります。いくら相手のことを好きでも、コミュニケーションには適切なプロセスが必要です。相手との距離を縮めていくためには、相手に不快感を与えないこと、その時点でのお互いの距離感を正しく測ることが重要です。

「あなたとは今日お会いしたばかりですが、○○の話題でお話しした時間はとても楽しいものでした」

転職活動に関しても、まずはこのくらいの距離から、相手への接近を試みるべきであると思います。

『言い方』ひとつで印象は変わる

最近では転職のアドバイザーという仕事が職業として確立され、履歴書の書き方や面接の対応方法を教える書籍やウェブサイトを多く見かけますが、それでも、あまり感心しない志望動機を書いてくる人がいます。いくつか、例を挙げてみます。

まず、「とにかく会ってみればわかります」というもの。残念ながら採用担当者にはその時間がないのです。

時間をとるべきかどうか書類の時点で判断するのが書類選考の目的です。会ってみると何がわかるのかを、きちんと文章で伝える必要があるでしょう。

また「御社の○○を評価します」というのも、好ましくありません。

ビジネスを客観的に評価していただくことは、会社としては非常にありがたいことです。しかし、評価は採用活動以外の場で聞きたい話題です。要するに言い方の問題なのですが、たとえば「御社の○○事業は、市場の導入期にあり、主要な競合も少ない状況で、大きな成長性を感じる。私は、の○○という経験から、貴社の成長に寄与できる十分なスキルを持っていると考える」ではなく、「御社のサービスを新聞記事で読んで感動した。自分もこういうすばらしい仕事をやって、事業の成長に貢献したい。それには過去のの○○という経験が活かせると思うのだが、一度話を聞いてもらえないか」と書けば、同じことを言っていても、まったく印象が異なると思います。

次は、「前の会社はひどい会社でした」という志望動機について考えてみます。

転職するということは少なからず、不満があったはずです。しかし、どんな会社にも問題はあります。今さら不平不満を言っても、どうにもなりません。むしろ物事や人を見る目がないのではないか、と疑ってしまいます。人間関係の不満が書かれているものもよく見かけますが、こうしたトラブルはお互い様であり、本人にもそれを引き起こす原因が必ずあるものです。ですから、うちの会社の人間関係まで崩すのではないかと、余計な心配をしてしまいます。

「社長がワンマンで」、という指摘に関しては、どこの会社も社長は多かれ少なかれワンマンです。特に社長が創業者である場合には、そもそも自分がやりたくて始めた会社ですし、生き残って成長しているということは、業界の他の会社とは違ったやり方、つまり少し常識からは外れた仕事の仕方をしているはずです。もちろん、他人の話をまったく聞かず、指示だけしかしない社長もいますが、もしかするとただ単に社長とその人の考え方が違っているのを、ワンマンだと表現しているか、あるいは考え方をすり合わせる能力が不足しているとも捉えられます。

採用する側の立場や目的を理解する

とにかく、過去の問題をあげつらうのではなく、将来について考えるのがビジネスであり、企業はそういう人材を求めていることを理解する必要があります。

「前職は仕事がハードすぎて……」というのも、これに似ています。時間外労働や残業手当に関して不満を言うと、忍耐力が足りず、ラクしたいから、うちの会社に応募してきたのでは、と思われてしまいます。企業規模の大小や業種等にかかわらず、現実的には微妙なところでやっている面があります。ですから、待遇に過度にこだわる人は避けておこうという直感が採用担当者に働きます。仕事が多いことが原因ではなく、ただ本人の仕事の効率が悪いだけなのではないか、と疑われる可能性も高いでしょう。

一見よさそうで実は好ましくないものに、「協調性、指導力、行動力、忍耐力、瞬発力……等があります」という自己アピールがあります。こうした「○○力」「○○性」に関する記述は抽象的でよくわかりません。誰にでもあるといえるし、ないともいえるものですから、自分自身でそれを表現すること自体意味を持ちません。もし、自分の性質の特長を示したいのであれば、それが発揮された具体的なエピソード、および数字を伴う結果を記し、その能力がどの程度あるかは相手に判断を委ねるべきでしょう。

以上、いくつかの残念な志望動機を挙げましたが、なぜそうなってしまうかといえば、採用する側の立場や目的が十分理解できていないからです。

書類選考する立場で言えば、送り手は何者で、これまでどんなことをやってきたかをまず知りたいものです。その次に、その人物が、当社のどの部分に興味を持ったのか、採用広告のどこに魅力を感じて応募してきたのかに着目します。そして、「こういうポジションがあったら、もしかしたら役に立てるかもしれない」と、当人がどう認識しているのかが示されていると、自社のどの部分において戦力になり得るかをイメージしやすくなります。つまり、まずは公開されている情報のみに基づいて反応してもらいたいのです。今お話しした3点のどれかに魅力を感じたら、会って話を聞いてみようと思うわけです。

まとめ

いかがでしたか?

今の仕事で成果を出す行動様式を持っているかどうかを確認することが、採用面接で重視している点です。逆に考えれば、今の仕事で成果が出ないから、転職して成功しようとするのは、かなり可能性の低いことだともいえます。転職して成功するためには、今成功していないとダメなのです。

あたしもしっかり今の仕事で成果出さないとだなw