#噛ませ犬に墜ちた世界王者達( ノД`)シクシク…

 日本時間19日、英国のグラスゴーで行われた階級最強を決めるトーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)のバンタム級準決勝で、WBA王者の井上尚弥(26)が2回1分19秒でTKO勝ち。19戦無敗のIBF王者、エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)から2回に3度のダウンを奪う圧勝劇だった。相手が19戦無敗の世界最強と感じさせない圧勝劇であった。

井上尚弥の過去の戦績

名前:井上尚弥
生年月日:1993年4月10日生(26歳)
出身地:神奈川県座間市
身長:163cm
階級:バンタム級
所属:大橋ジム
タイプ:右ボクサーファイター
アマ戦績:81戦75勝(48KO)6敗
デビュー:2012年10月2日
プロ戦績:18戦18勝(16KO)
元日本ライトフライ級王者
元東洋太平洋ライトフライ級王者
元WBC世界ライトフライ級王者
元WBO世界スーパーフライ級王者
現WBA世界バンタム級/IBF世界バンタム級王者

【1戦目】
日程:2012/10/2
対戦相手:クリソン・オヤマオ
結果:◯KO4R

【2戦目】
日程:2013/1/5
対戦相手
ガオフラチャーン・チューワッタナ
結果:◯KO1R

【3戦目】
日程:2013/4/16
対戦相手:佐野友樹
結果:◯TKO10R

【4戦目】
日程:2013/8/25
対戦相手:田口良一
結果:◯判定10R
日本ライトフライ級王座挑戦・獲得
⇒田口×井上の日本タイトルが熱い!!

【5戦目】
日程:2013/12/6
対戦相手:ヘルソン・マンサノ
結果:◯TKO5R
東洋太平洋ライトフライ級
王座決定戦・獲得

【6戦目】
日程:2014/4/6
対戦相手:アドリアン・エルナンデス
結果:◯TKO6R
WBC世界ライトフライ級
王座挑戦・獲得

【7戦目】
日程:2014/9/5
対戦相手
サマートレック・ゴーキャットジム
結果:◯TKO11R(防衛1)

【8戦目】
日程:2014/12/30
対戦相手:オマール・ナルバエス
結果:◯KO2R
WBO世界スーパフライ級
王座挑戦・獲得

⇒ナルバエス×井上 結果・コメント

【9戦目】
日程:2015/12/29
対戦相手:ワルリト・パレナス
結果:◯KO2R(防衛1)
井上尚弥×パレナス 結果・コメント

【10戦目】
日程:2016/5/8
対戦相手:ダビド・カルモナ
結果:◯12R判定(防衛2)
井上尚弥×カルモナ 試合結果・コメント

【11戦目】
日程:2016/9/4
対戦相手:ペッバーンボーン・ゴーキャットジム
結果:◯KO10R(防衛3)

【12戦目】
日程:2016/12/30
対戦相手:河野公平
結果:◯TKO6R(防衛4)
井上尚弥×河野公平 試合結果・両者コメント

【13戦目】
日程:2017/5/21
対戦相手:リカルド・ロドリゲス
結果:◯TKO3R(防衛5)
⇒井上尚弥×ロドリゲス 試合結果・コメント

【14戦目】
日程:2017/9/9
対戦相手:アントニオ・ニエベス
結果:◯TKO6R終了(防衛6)
⇒井上尚弥×アントニオ・ニエベス 試合結果・両者コメント
井上尚弥米国初進出!!

【15戦目】
日程:2017/12/30
対戦相手:ヨワン・ボワイヨ(防衛7)
結果:◯TKO3R

【16戦目】
日程:2018/5/25
対戦相手:ジェイミー・マクドネル
結果:◯KO1R
⇒ジェイミー・マクドネル×井上尚弥 試合結果・両者コメント
WBA世界バンタム級王座獲得

【17戦目】
日程:2018/10/7
対戦相手:ファン・カルロス・パヤノ
結果:◯KO1R(防衛1)
→井上尚弥×ファン・カルロス・パヤノ 試合結果・両者コメント

【18戦目】
日程:2019/5/18
対戦相手:エマヌエル・ロドリゲス
結果:◯TKO2R(防衛2)
→井上尚弥×エマヌエル・ロドリゲス 試合結果・両者コメント
IBF世界バンタム級王座獲得・リングマガジン誌王座獲得

「1回KOで勝った昨年のWBSS1回戦に続く衝撃的な勝利を挙げた井上を、(世界で最も権威のある)リング誌をはじめとするボクシングメディアが『モンスター』と一斉に報じた。『世界最強王者』の評価も定着し始め、5階級制覇のドネア(フィリピン)と戦う決勝は世界中の注目を集めることになる。すでに井上には、米国プロモート大手のトップランク社との契約が秒読み段階という話が浮上している。これがまとまって本格的な米国進出が実現すれば、今後は過去の日本人王者とは比較にならないビッグマッチ、つまり、破格のファイトマネーを手にすることになる。1試合10億円以上も夢ではありません」(ボクシングライター)

 日本人王者のファイトマネーの過去最高額は、1994年に薬師寺とWBCバンタム級王座統一戦を戦った辰吉丈一郎が手にした1億1000万円といわれている。井上のファイトマネーは1試合5000万円前後とされ、2017年9月の米国デビュー戦は19万ドル(約2100万円)だった。稼ぎの面でも「モンスター」になる日は近そうだ。

ドネアは相手になるのだろうか。

 今回の試合は、井上がいままでにないほどの大きな重圧を乗り越えたというところに大きな意味があるだろう。

「ちょっと吹っ切れた感はありますよね。(今日のフィニッシュは)重圧がちょっとくだけたようなシーンだったので喜びが爆発しました。次はもっと早くという期待? もう開き直るしかないでしょう(笑)」

 WBSS決勝の相手は5階級制覇のノニト・ドネア。その強打から“フィリピーノ・フラッシュ”の異名を持ち、かつてアメリカのリングでも活躍したビッグネームは、さらにたくましさを増した井上の相手になるのだろうか。そう思わずにはいられない圧巻のファイトだった。


WBSS決勝候補地にサウジ浮上!

井上とドネアによるWBSSバンタム級トーナメント決勝の開催地に、中東が浮上していることが分かった。昨秋にスタートした2シーズン目のWBSSはクルーザー級、スーパーライト級、バンタム級の3階級が行われており、各階級決勝は9、10、11月に振り分けて開催される予定。テーラー(英国)が決勝へ進出したスーパーライト級は英国開催が有力で、残る2階級の決勝開催地には米国と日本に加えて、サウジアラビアなども候補に挙がっているという。

 運営資金を必要とするWBSSは決勝の興行権を高額に設定。ボクシングが盛んとは言えない中東だが、各国は豊富なオイルマネーでスポーツの国際大会を積極的に誘致している。WBSSシーズン1は旧ソ連勢対決となったクルーザー級決勝をモスクワで、英国人対決のスーパーミドル級決勝をサウジアラビア西部のジッダで開催。スーパーミドル級は当初ロンドンで予定されていたが、延期となり、開催地も変更された。今年4月には英マネジメント会社の協力によりUAEのドバイで興行が開催され、五輪メダリストが出場して注目を集めただけに中東開催の可能性は十分にある。

 一方で、日本は会場の確保がネックだ。WBSSの豪華な演出装置を設置できる施設が限られ、20年東京五輪へ向け改修中の施設も多い。もっとも、ドネアは日本でも知名度が高く、井上陣営も地元開催を希望しており、日本で行われる可能性もゼロではない。