アリババ、ブロックチェーン事業の拡大をしていく

4次産業革命の新技術として知られているブロックチェーンはハイテク産業を構築することができるきっかけを用意する技術であり、様々な産業分野と連携して差別化されたサービスを提供している。これを基盤にしたプラットフォームを出した企業は、大衆化と商業化の先頭に立ってブロックチェーン主導権を握るために急速に動いている。また、変動する社会に対応するため、企業間のコラボレーションを通じて、市場拡大にもスピードを出している。

ブロックチェーンは、分散型台帳技術で、公共分野と金融∙医療∙物流∙保険∙製造などをはじめとするサプライチェーン管理部門に適用されている。ネットワーク内のデータが分散格納されて記録され、誰でも閲覧可能で偽造・変造が困難ハッキングが不可能であるため、透明性と安全性を向上させる。

現在、世界最大のソーシャルメディア、Facebookの独自の仮想通貨リブラの発表では、仮想通貨市場は活気を帯びており、仮想通貨の価格の上昇につながっている。また、中国市場の投資家の関心も高まっている。

フェイスブックがリブラを導入して決済サービスを実施するというニュースが業界に伝わると、中国では、電子商取引の大きなグループであるアリババの仮想通貨の発行に対する期待感を示している。

アリババは、中国企業の中で自主的に仮想通貨発売が可能であり、利用の効用価値が最も高い企業に数えられているからである。アリババの金融子会社アントフィナンシャルは、中国最大のモバイル決済代行サービス会社であるアリペイを運営している。

中国のモバイル決済利用率が高く、仮想通貨への関心も高まっており、仮想通貨を利用した決済方式が登場すれば、市場には、熱い反応を得るとみられる。

アリババがフェイスブックに続いて、独自の仮想通貨を導入することになれば、中国のモバイル決済市場だけでなく、ブロックチェーン産業全般に及ぼす波及は相当するものと予想される。

こうした予想についてアリババ側は仮想通貨の計画はないと頑固な立場を固守している。しかし、ブロックチェーンについては、技術の研究は、今後の継続していく方針であり、これを活用して、医療保健、公共の福祉など様々な方面に応用する計画だと明らかにした。